キャットフードの原材料(トウモロコシ)

トウモロコシの概要

トウモロコシは、食糧中で最も主要かつ最大の穀類です。
主な生産国は米国、中国、ブラジル、メキシコなどを挙げることができますが、それ以外にも世界中のあらゆる所で栽培されており、このうち生産量は米国が最も多く、全世界のトウモロコシ生産量の約40%を占めています。
日本は世界最大のとうもろこし輸入国で、90%は米国から輸入しており、そのうちペットフードを含む家畜用飼料の原料として全体の半分以上が使用されています。

品種

ペットフード用のトウモロコシの品種として、主にデントコーン種を挙げることができます。
また、飼料に使用される品種の中には粒の色が黄色、橙色、紅色などの種類がありますが、それぞれ栄養価に大きな違いはありません。
しかし、色調の濃いものにはカロチノイドの一種であるキサントフィルという物質が多く含まれており、例えば鶏に給与すると卵黄色が濃くなるという特徴があります。

原材料として

上述したようにトウモロコシの粒の色には様々な種類があり、栄養価自体には大きな差はありませんが、キャットフードを製造するときにはこの色の違いが、できあがったフードの粒の色に微妙な差を生じることがあります。
また、見た目などの関係で人工的にわざとキャットフードの粒に色をつけている製品も多く販売されています。
その色をつける方法として天然着色料を用いる場合もありますが、逆に、昨今、着色料を含まないキャットフードを選択するオーナーが増えてきているため、着色料を使用せずにトウモロコシの色の違いを利用してキャットフードを作る場合もあります。
また、ペットフードでは一般的に全粒トウモロコシ(丸ごとのトウモロコシ)をそのまま使用することが多いです。

コーングルテンフィードとは

コーングルテンフィードは、トウモロコシの外がわの皮を主に材料とし、それにコーングルテンミールなどを混ぜたものをいいます。
コーングルテンフィードは、米ぬかや油かす、フスマと比較して粗タンパク質含量が多いので、それを目的としたフードの材料として使用されることが多いといわれています。

コーングルテンミールとは

トウモロコシからデンプンを製造する際に、タンパク質を多く含んでいる部分のみを分離したもので、大豆ミールの1.5倍ほどのタンパク質を含んでいるという特徴があります。
キャットフードをはじめとするペットフードの貴重な材料の一つですが、元のトウモロコシの色調の影響を受けてしまい、その結果、フードの粒の色に微妙に違いが出てしまうため、無着色のキャットフードに使用する際には注意が必要です。
また、猫が好む味ではないので徐々に使われる頻度が減ってきているという現状があります。
参考URL
http://wisconsinstatehorsecouncil.org/sample.html
愛猫に合ったキャットフードを見つけ出すためにお店などからもらえる試供品をいくつか試してみる方法のメリットについて、上記サイトではわかりやすく解説されています。